... 北朝鮮は2016年2月23日の夜、国営の朝鮮中央テレビなどのメディアを通じて「最高司令部重大声明」を発表しました。3月7日から始まるアメリカと韓国の合同軍事演習に言及し、「北朝鮮の最高幹部を狙った特殊部隊がわずかな動きでも見せれば、先制的な... 第68回ベルリン国際映画祭が現地時間の2018年2月15日から始まり、そのオープニングを飾る作品としてウェス・アンダーソン監督の最新作であり、ストップモーション・アニメーション作品の『犬ヶ島』が上映されました。『犬ヶ島』は架空の日本を舞台に... ・僕が飼ってる日本の猫は炊飯器の横に座って、ご飯が炊ける匂いを嗅ぐのが好きなんだ。 難民に関する海外の反応としては、国連加盟国の中でも意見が様々に分かれているということがわかります。 日本の難民受け入れの現状と課題 日本の難民受け入れと聞くと、インドシナ半島のボートピープルを思い出す人も多いのではないでしょうか。 ところでガルパンの実写があったのを知ってる人はいるかい? もちろん、国内の治安を乱す可能性がある人物は、入国に際してチェック(スクリーニング)しなくてはなりません。それは、入管の重要な役割です。本来は、治安上のリスクに関して、入管のチェックを受けた後に、別の独立した政府機関が難民の審査を行なうべきであり、それも法的な手続きだけでなく、難民の自立までを視野に入れた政策を管轄する機関が必要です。難民が一番恐れることは、命の危険がある母国に送り返されてしまうことです。判断を間違い、強制送還してしまうことは、決してあってはならないことであり、難民条約上、一番重要な決まりごと(ノンルフールマンの原則:送還禁止)とされています。, そもそもの課題として、政治的意思が不十分であること、入国「管理」の中に難民「保護」が入ってしまっていることを指摘しました。次は、現状の難民認定制度における具体的な問題について説明します。, 難民条約では、難民を、「人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であることまたは政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍国の外にいる者であって、その国籍国の保護を受けられない者またはそのような恐怖を有するためにその国籍国の保護を受けることを望まない者」と定義しています。 日本のイスラム化を避けろ. 2018年、日本での難民申請者は10,493人、認定者は42人。各国の置かれた状況は違うため単純比較はできませんが、世界でも類を見ない極めて少ない認定数であることは事実です。例えば、シリア難民の認定率(2017年)は、ドイツでは38%、アメリカでは82%、オーストラリアでは94%ですが、日本では、2011年から2017年の間で81人が申請したところ、認められた人は15人(19%)に留まっています*1。 本記事では、日本の難民認定はなぜ少ないのかという疑問について、制度面の課題から解説します。 日本で2015年に難民を申請した外国人の数は過去最高の7586人でしたが、そのうち難民として認定されたのは27人で、99%以上は却下されたことが、2016年1月23日の法務省の発表で明らかになりました。申請者数は2005年の384人から10年間で約20倍、2014年と比べると2586人増え、認定者数も2014年から16人増えています。, 申請者数を国籍別でみると、最多がネパールの1768人、次いでインドネシア969人、トルコ926人、ミャンマー808人などとなった。法務省は申請が増えた理由について「日本への査証(ビザ)の免除などで入国者数が増え、一部に難民申請をする人もいる」と分析している。 日本の難民認定はなぜ少ないか?-制度面の課題から, 「日本は難民認定が少なすぎる」「いや、数の問題ではない。ちゃんと審査をやった結果が少ないだけだ」, 難民認定のあり方をめぐり、弁護士や支援団体、法務省など立場の違う関係者の間でよく繰り広げられるやりとりです。現実の認識は立場によって異なりますが、取り組むべきは、助けを求めて逃れてきた難民が現実に助けられていないという問題です。, 2019年、日本での難民申請者は10,375人、認定者は44人。各国の置かれた状況は違うため単純比較はできませんが、世界でも類を見ない極めて少ない認定数であることは事実です。例えば、シリア難民の認定率(2017年)は、ドイツでは38%、アメリカでは82%、オーストラリアでは94%ですが、日本では、2011年から2017年の間で81人が申請したところ、認められた人は15人(19%)に留まっています*1。 国籍国で保護受けることができず、他の国へ保護を求める難民が毎年たくさん生まれています。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の2018年発表によると、世界では7,080万人が故郷を後にしなければならず、他国や他地域への移動を強いられています。 特に、シリアやイエメンなど内戦が度々起こる国では多くの難民が生み出されています。イエメンでの紛争は2015年から長く続いており、多くの人が長引く避難生活を強 … Fax: 03-5215-6007 1は、条約に書かれた難民の定義や迫害の解釈などをめぐる問題です。条約上の説明は一つですが、現実には各国によりその解釈は異なり、結果としてA国では認定とするが、B国では不認定となることが起きてしまいます。条約の解釈を決める権限は各国にあるものの、恣意的な解釈をしても良いということではありません。日本の解釈は「厳格」という以上に、本来の難民保護の意図を外れているといえる部分があり、弁護士や研究者からは国際的には通用しないと指摘されています。 トップページ > ・この炊飯器、近くのアジア系スーパーマーケットで見たけど、400ドルくらいだったぞ... 第二次世界大戦後、沖縄にはたくさんのトラックやジープが捨てられていったそうです。この写真は1949年の11月11日、「ライフ」という雑誌のCarl Mydansという写真家によって撮られたもの。. 難民の数は年々増加しているといわれています。難民となった人々は、どこに行くのでしょうか。難民の受け入れ先と海外の反応についてまとめました。, 難民とは、どのような人たちのことを指すのでしょうか。難民の定義と数、生活について解説しましょう。, 国連広報センターによると(注1)難民とは「迫害のおそれ、紛争、暴力の蔓延など、公共の秩序を著しく混乱させることによって、国際的な保護の必要性を生じさせる状況を理由に、出身国を逃れた人々」を指します。難民条約(注2)でも、国境を越えて逃れた人々を難民と定義しています。, 同じように迫害や紛争に直面しながらも、国境を超えることができずに国内で避難生活を送っている人々は、国内避難民と呼ばれています(注3)。しかし、国境を越えていないために難民の定義から外れてしまい、支援の対象外になってしまうことが問題になっています。, 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2018年のプレスリリース(注4)で「2018年、紛争や迫害によって故郷を追われた人の数は7,000万人を超えました。これはUNHCR 創設以来、この 70年で最高レベルの数値です」と発表しました。, 7000万人という数は「強制移動」を余儀なくされた人々の数です。その内訳は、「難民2590万人」「庇護申請者(難民認定を待っている人々)350万人」「国内避難民4130万人」となっています(注4 P1)。これらのデータは2018年末のもので、2019年に入ってすぐに発生したベネズエラ危機の避難民は含まれていません。ベネズエラ国外に逃れた人は400万人と言われています(注4 P1)。実際はさらに深刻な状態と言えるでしょう。, 難民はどのような生活をしているのでしょうか。UNHCRのプレスリリースによると、難民に関する重点ポイント(注4 P2)で次のように述べられています。, 難民の半数が子どもで、6割が都市部に暮らしています。難民の3分の1は最貧国に集中しており、5人に1人は避難生活が20年以上という結果でした。難民の多くはとても長い間、辛い生活を強いられているのです。【関連ブログ】WVインターンが聞く! シリア難民支援の現場から先生、ありがとう~NGOスタッフが見た光(6)~ヨルダンで輝く光~ウガンダ駐在ブログ 限られた資材・お金で生活する工夫白熱!バスケ試合@難民キャンプ, どのような国が難民を受け入れているのでしょうか。難民に対する海外の反応にはどのようなものがあるのでしょうか。ドイツとトルコを例に、難民受け入れの経緯や現状をまとめました。また、国連加盟国による難民支援の動きも見てみましょう。, 外務省が平成30年にまとめた「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の概要」(注5 P2)に掲載されている拠出額の資料によると、ドイツのUNHCRへの拠出額は常に上位であることがわかります。2013年は拠出額7位でしたが、2016年には3位になり、2017年はアメリカに次いで2位になっています。 ドイツは2015年、EUの「ダブリン協定」を破り、ハンガリーに押し寄せた中東やアフリカの難民を受け入れました。ダブリン協定とは「EU域内で最初に入った国で難民申請をしなければならない」というものです(注6)。 UNHCRが発表した「グローバルトレンズ2018」(注7P17)には、難民受け入れ国上位10カ国がリストアップされています。1位はトルコで、パキスタン・ウガンダ・スーダンと続き、ドイツは5位です。そのあとはイラン・レバノン・バングラデシュ・エチオピア・ヨルダンとなります。先進国ではドイツだけが10位以内にランクインしているという現状です。, トルコは世界最大の難民受け入れ国です。2011年に勃発したシリア内戦により、国外へ逃れた難民は2019年までに500万人から600万人と言われています。シリアの隣国であるトルコが受け入れたシリア難民の数は、360万人に膨れ上がっているのです(注8)。 トルコにおける難民受入れの状況を見てみると、難民の95%が難民キャンプ以外で生活しているとのことです。キャンプ外のシリア人は、概ねトルコ人と問題を起こさずに生活しているようです。また、トルコ人はシリア人を兄弟として受け入れている様子もレポートされています(注9P4)。 しかし難民は、受け入れ国での生活が落ち着いたように見えても、常に世界情勢に翻弄されています。2019年10月、トルコが国境を越えてクルド人武装組織を攻撃しました。それをEU諸国が非難したところ、トルコの大統領は「360万人の避難民をEU諸国に送る」と反発しました。トルコは難民の事実上の防波堤になっており、難民がEUに流れるのを防いでいるのです。シリア難民360万人が、国際情勢の中で取引材料のように扱われているのです(注10)。, 国連は、2018年12月に「難民に関するグローバル・コンパクト(注11)」を採択しました。その理由は次の通りです。 「各国が現在行っている支援やそれぞれのキャパシティとリソースを考慮しつつ世界の難民を受け入れ、支援する上で、負担と責任をより公平に分け合うことが急務となっている。難民と難民を受け入れる地域コミュニティが、置き去りにされるようなことがあって はならない。」(注11 P1) 難民に関するグローバル・コンパクトは、日本など181カ国が賛成して採択されました。現政権で難民の受け入れに消極的な米国とハンガリーは反対票を投じたのです。ドミニカ共和国・リビア・エリトリアは棄権。難民に関する海外の反応としては、国連加盟国の中でも意見が様々に分かれているということがわかります。, 日本の難民受け入れと聞くと、インドシナ半島のボートピープルを思い出す人も多いのではないでしょうか。日本は現在も難民を受け入れているのか、気になるところです。難民問題に対する日本の現状と課題をまとめました。, 法務省のデータによると、平成30年度に日本で難民認定を申請者したのは10,493人。そのうち難民として認定されたのは42人、難民とは認められないものの人道的な配慮を理由に在留を認めた外国人が40人という結果でした(注12)。日本で難民認定を受けるのは難しいという印象です。 日本政府が難民受け入れを始めたのは1978年、インドシナ難民が対象でした。2006年までに約11,000人を受入れ、その多くは神奈川県、埼玉県、兵庫県などで暮らしています(注13)。また、日本は2010年より「第三国定住」のパイロットプログラムを開始しました(注14)。これはアジア地区では初めての事例です。日本の難民認定は厳格であると言われていますが、政府や市民の取り組みによって、改善に向かっていると言えるでしょう。, 日本によるUNHCRへの拠出額は、常に上位に位置しています(注5 P2)。2013年はアメリカに次いで2位でした。2017年は、アメリカ・ドイツ・EUに次いで4位。2018年度には5位になり、国連難民高等弁務官は「日本の寛大な支援に感謝している」と言いつつも「まだ向上の余地がある」(注15)と述べています。 日本は難民条約加入国であり、難民条約に記されている「人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であることまたは政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがある」という難民の定義をほかの国に比べて厳格に守っています(注16)。今日では武力紛争や人権侵害などを逃れるために国境を越えて他国に庇護を求める人々のことも指すようになっています(注17)。しかし、難民条約の定義を厳格に守ることで、日本では紛争から逃れて避難した人を難民として認められないのです。また、日本は偽装難民を防ぐためにも、難民受け入れを厳格にしています(注18)。これらの理由から、日本の難民受け入れ人数は極端に少ないという結果となっています(注19)。日本は難民受け入れに消極的であるという見方もあり、今後の課題とも言えるでしょう。, 難民問題は遠い国の話。そのような印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。難民は毎年増加しています。辛い状態にある難民の人々に対して、日本にいる私たちにできることは何でしょうか。, まず、一番大切なのは難民を"知る"ことです。支援団体のHPには、難民に関する記載があります。ワールド・ビジョンも、世界の難民危機と子どもたちについて、様々な視点からレポートしています。 支援団体が実施する、難民に関するイベントに参加するのも良いでしょう。実際に難民支援の現場にいた人の話を聞いたり、パネルを見たりするのは、難民の現状を知り身近に感じる事ができる、とても良い手段の一つです。ワールド・ビジョンでは、シリア難民支援の活動報告「難民の子ども×教育=子どもたちが豊かな夢を描ける世界」を実施しました。他にも様々なイベントを実施しており、支援が実際にどのように行われているかを知ることができます。これまで実施した難民理解のイベントは、次の通りです。 ・難民の子ども×教育=子どもたちが豊かな夢を描ける世界(開催報告)・難民ユースシンポジウム2019 ・「難民とともに生きる」を支援現場の最前線から考える「世界難民の日」特別シンポジウム ・開成高校×WVJ特別講演会「難民問題は、じぶんごと?」 ・未来ドラフト2019 わたしと難民がつながるアイディア・コンペティション・未来ドラフト2018 わたしと難民がつながるアイディア・コンペティション, ワールド・ビジョンは難民支援にも力を入れており、その時々の実状に即したプログラムを実施しています。危険とされている地域にいち早く入り、まずは命を守る緊急支援を実施。そして、傷ついた心のケアや、よりよい未来を描く力をつけるため、長期的な支援を行っていきます。支援の手がとどきにくい国内避難民も支援の対象にしています。【シリア】紛争により深刻な被害を受けた南西部で、教育支援事業を開始しました ワールド・ビジョンは、難民のなかで最も弱い立場の子どもたちを対象に支援活動を実施しています。難民の半分は18歳未満の子どもです(注4 P2)。難民の子どもたちの多くは、教育の機会や安全に過ごせる場所が与えられていません。基礎学力に乏しくなり、暴力や虐待、児童労働や早婚などのリスクにさらされているのです。紛争などの影響で子どもらしい生活を奪われるばかりか、兵士として過ごさなければならなかったケースも沢山あるのです。明るい未来を描くことができない子どもたちが、とても多いのです。 この活動は、皆さまからの募金によって成り立っています。難民支援へのご協力をお待ちしています。, ※1 国際連合広報センター:難民と移民の定義※2 UNHCR:難民条約について※3 OCHA:国内避難民※4 UNHCR:プレスリリース※5 外務省資料:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の概要※6 法政大学:難民受け入れ国としてのドイツ※7 UNHCR:グローバルトレンズ2018※8 JICA:JICA、UNHCR共催「トルコにおけるシリア難民支援セミナー」※9 JICA:トルコにおけるシリア難民受入※10 時事ドットコム:難民再流入を警戒=トルコ軍事作戦-欧州※11 UNHCR:難民に関するグローバル・コンパクト※12 法務省:平成30年における難民認定者数等について※13 UNHCR:日本の難民認定手続きについて※14 UNHCR:第三国での生活の新しいスタート 日本の第三国定住パイロット事業※15 時事ドットコムニュース:日本、もっとできる=かつて2位、今は5位-国連難民弁務官※16 日テレNEWS24:難民受け入れ、日本で少ないワケ 偽装も・・・※17 UNHCR:難民とは?※18 nippon.com:「偽装難民」の就労認めず=認定制度の運用厳格化-法務省※19 nippon.com:日本の難民認定:2018年も申請の1%に届かず―わずか42人, 紛争により家を追われ、生活が一変しました子どもたちに学ぶ機会を難民支援募金にご協力ください. 「世界では、どこの国が難民を受け入れているのだろう?」あなたは、このような疑問をお持ちではありませんか?UNHCRの「数字... 2018時点で世界の難民の数は7,080万人に上り、第二次世界大戦以降で過去最大の数値となりました。難民問題は国際的... なぜ「難民条約」が必要なのでしょうか。個人や集団への迫害が続く限り、難民の問題は終わりません。世界中の人々がひとり残らず... 難民の数は年々増加しているといわれています。難民となった人々は、どこに行くのでしょうか。難民の受け入れ先と海外の反応に... 2015年9月、シリア人の小さな男の子の遺体がトルコの海岸に打ち上げられた時の衝撃を覚えている方も多いのではないでしょうか。ヨーロッパに押し寄せている難民が問題になっています。その背景と、受け入れ... ここ数年のうちで「難民」というキーワードがニュースやテレビで耳にすることが増えたのではないでしょうか。難民問題は今現在も続いており... 2019年、外国人労働者の受け入れに関する改正法が施行され、日本でも移民に関する関心が高まりを見せています。移民をめぐる... 近年、ジェノサイドを題材にした映画や小説が数多く発表されています。例えば、2011年に出版された高野和明さんの小説『ジェノサイド』... 難民に関連する話題では、「迫害」という言葉を耳にすることも多いかと思います。迫害は難民の認定に関わる重要な概念ですが、正確な... 世界有数の石油輸出国で、カリブ海のリゾートとしても有名だったベネズエラが、緊急事態に陥っています。昔から難民を受け入れてきた... 近年、世界中で難民が増え続けています。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、紛争や迫害が原因で移動を強いられた... 世界の子どもたちについて、もっと知りたい皆さまには資料をお送りします。([お問い合わせ内容]欄に「難民資料希望」とお書きください)ご登録のメールアドレスにメールマガジンをお届けすることもできます。. スクイズを実写化してほしいが、 さらに、難民受け入れが進まない背景には、難民に限らず、移民の受け入れについて、これまで十分に議論がなされてこなかったこともあります。海外から「人」をどう受け入れ、共にどんな社会を作っていくのかという観点で移民政策を作ることは、難民を社会の一員としてどう迎え入れるかという議論にもつながる重要な課題です。, 二つ目は、難民認定の実務を法務省出入国在留管理庁(以下、入管)が担っているため、難民を「保護する(助ける)」より、「管理する(取り締まる)」という視点が強いという、難民認定制度のそもそものあり方です。たとえば、空港で難民として助けてほしいと訴えても、上陸が許可されず、そのまま収容されたり、難民不認定と同時に収容・送還されたりする事態が起きています。 やったらただの昼メロになるだろうな… 難民認定手続き  > 例えば、ミャンマー(ビルマ)における迫害から逃れた少数民族ロヒンギャが、連日身体を拘束されて強制労働をさせられたことについて、「その期間も2,3日にとどまり、食事を取ることができない場合ばかりではない」ため、生存は脅かされない*3と、難民認定されませんでした。このような判断の根底にある希薄な人権意識もまた課題といえるでしょう。, 難民であることを証明すること、つまり「立証の基準」が高いことも日本の特徴です。審査では、難民本人が母国に帰れない理由を、客観的証拠に基づいて証明することが要求されます。しかし、そもそも迫害から逃れてくる難民が、その証拠を持って逃げること自体、現実的ではありません。出国する前に当局に見つかれば、さらなる命の危険にさらされます。時には、母国に残る家族に危害が及ぶことを心配し、証拠書類を全て焼却してから逃げる人もいます。国外に逃れるために無事、飛行機に乗ってもなお、到着先で上陸が許可されず、母国へ送還されることを恐れ、出身地や身分を隠すためにパスポートを破って飛行機のトイレに流してしまうという話もあります。難民の立場から考えれば、合理的な行動です。, 客観的な証拠を持ち出すことは多くの危険を伴いますが、日本ではそれらが非常に重視されていることが、難民不認定理由の数々から伺えます。, UNHCRは、立証が難しい難民の状況を考慮し、難民に「灰色の利益」を与えることが必要だと言っています。, 日本では、犯罪の場合でも「疑わしきは被告人の利益に」ということが原則であるにもかかわらず、難民に「灰色の利益」は与えられないようです。, 難民の主張やその証拠が信用できるかどうか(信ぴょう性)についても、難民に高い基準を課しています。入国管理局からの数回に及ぶ面接で、難民本人の主張の詳細が多少ぶれることや、主張の裏付けとなる証拠が少ないことを、信用できない要素として捉えます。