第20回を迎える今回は大門で10年以上お客様に愛されている、炭火焼スペインバルMonさんへお邪魔させて頂きました! 中の活気が外まで溢れだしている素敵な店舗です。 さて、そんなMonさんで頂く本日の絶品まかない飯とは!?
まかないご飯 FILE 020
提供店舗:Mon
関西風チキンメンチカツ
兵庫出身の國岡シェフに今回まかないをご用意頂きました。
関西ではメンチカツにキャベツを入れる文化があるようで、細切りか刻みかは家庭によるとのこと。
兵庫県出身の家庭の味に習い、本日は刻みキャベツ入りのメンチカツを頂きました!
ザクザクしたキャベツの食感があり、とても美味しいです…!
ソースはスパイシーなウスターソースとわさびマヨネーズの2種類をご用意いただきました。
卵黄とオリーブオイルで作られたスペインでは定番のマヨネーズにわさびを入れた日本風です。
(このわさびマヨネーズがめちゃめちゃ美味しい!!)
ボラの白子…タラの白子はよく耳にしますが、ボラは初めて食べました!
濃厚でとっても美味!
シンプルながらもボラの良さ活きていてフォークが止まらない…。
ワインが思わず飲みたくなります!!(笑)
キャベツ入りのメンチカツ美味しいですね!初めて頂きました!
実はうちの会社の代表との思い出のメンチカツなんですけど(笑) 大体うちのまかないは汁物とメインと箸休めが定番です。 「まかない=活力」だとずっと昔から考えているので、全員で一緒に食べて会話をすることは大切にしています。 誰が作るかも特に決めていないので、若いスタッフが作ることもあれば、ホールの子が作ることもあるし、自分はハンバーガーを用意するときにバンズから作りました(笑)
バンズから…!まかないをいかに大切にされているか伝わってきます。 國岡さんにいつ頃から料理人になりたいと考えていらっしゃったんですか?
小学校の卒業文集には「料理人になりたい」とすでに書いてました(笑) 両親が共働きだったので家で料理することも多かったですし。そこから専門学校に進んだんですけど、1年制だったので入学したら就職活動が始まって…。 イタリアン、和食、フレンチをいろんな業態のインターンを経験して自分の道を模索していました。 学校の先生に「大阪で一番厳しいところに行きたい」と伝えたらフレンチのある店舗を勧められて、そこからずっとフレンチでした。
國岡さんのお人柄が伝わるエピソードですね! フレンチからスペインバルに移られたきっかけが気になります。
上京した際に知り合った料理長がきっかけです。 東京は流行や文化の中心でとても流れが早くて、そんな中とてもお世話になった方なんです。 フランスから帰国した際に「スペインバルを出すから手伝ってくれないか?」と連絡をもらって、そこから今に至ってます。 素材の良さを活かしたスペイン料理や米食文化、バルを3~4軒回るはしご文化など、スペイン文化の面白みを見つけました。 オープンキッチンでお客様と会話するのも今では大好きになりました。
1号店のオープンから、となるともう10年近くここで働かれているのですね。 続けられた理由ってどんなところにあるんでしょうか?
止まっている暇がない環境ですかね。 ずっと頭は動かし続けています。 裁量も大きいので、ずっと料理とお客様に向き合う毎日です。 メニューもスタッフ全員で考えていますし、お客様との会話の中からお客様の好みを聞いてメニューにない料理を出したり、アレンジしたりしています。 更にお客様と距離が近くなったり、また来てくれたり、別店舗に移っても会いに来てくれたり、やりがいに繋がります。
最後に飲食で頑張る方々に向けたメッセージも頂きました!
「飲食は”衣食住”と言われるほどなくてはならない責任重大な仕事」
責任重大な分、やりがいも大きいのが飲食の魅力。
辛いことはもちろんありますが、続けることで見える楽しみがある、とのことでした。
辛いとき、助けてくれるのはいつだってお客様、という國岡さんの言葉が特に印象的でした。
今日も美味しいまかないありがとうございます!ご馳走様でした!!
Restaurant Data 020
店名 | 炭火焼スペインバルMon |
ウェブサイト | http://whaves.co.jp/restaurant/mon-daimon/ |
ジャンル | スペインバル |
アクセス | 都営大江戸線または都営浅草線大門駅 徒歩4分 都営三田線芝公園駅・御成門駅 徒歩4分 JR浜松町駅北口 徒歩8分 |